値が下がっている株は購入しない

これはどんなド素人でも分かると思いますが、下がっている株というのは、これからも下がることが予想されますので、絶対に買ってはなりません。








下降トレンド真っ最中の銘柄で利益を得るのは難しいです。下降トレンド中の銘柄は買っても株価が下がることが多いので買いのタイミングが非常に難しい

下降トレンドでは、株を買わないほうがいいでしょう。下降トレンドの場合は、例え買った株が値上がりしたとしても、すぐに下がってしまう可能性が高くなる

▽自分が理解できる会社の株だけを購入する

株というのは、これから値上がりしそうな会社を支持するということになります。よって、支持するにあたりその会社の商品や動向をしっかり理解出来なければなりません。

長期投資する株を選ぶうえで何よりも大事なのは、自分で理解できる株を選ぶことです。

素人が長期投資という戦略で闘うのであれば、まさにメガネやかつ丼のような、身近で分かりやすい事業を行う会社を選ぶべきです。そして、そういう地味な会社でもしっかり儲けることができます。

私が株を買うときには、その会社全体を買うつもりで考えております。平たく言えば、店一軒を丸ごと買うつもりでいろいろと調べ、分析するということです。丸ごと買うなら、その店のことをすべて知っておきたいと誰だと思うでしょう。

バフェットの名言です。

▽購入する前にシュミレーションする

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いくら値下がりしたら売るか、いくら値が上がったら売るかをきちっとシュミレーションしておくようにしましょう。株ノートを作成し記載する癖を付けるようにしましょう。

「『5%下がったら手放す』など、損失額も決めておくといいでしょう。利益に対しても同じで、『5万円利益が出たら売る』など、自分のルールを授けることが大切です。

株価はしばらく見ないうちに値上っていることもあれば、信じられないくらい値下がることもあるので、1日1回は値動きチェックを

株を売るというところで、皆さんに必ず守ってほしいことがあります。それは、「損切りのラインを必ず守る」ということです。

出典株初心者

「1番安いところで買って、1番高いところで売りたい」と思うのが人間の欲望。しかしこのこだわりが、損を呼ぶのです。

個人に情報が回る時は、既に底やてっぺんではありません。「これくらいの儲けでいいか」と思える余裕も必要です。

▽財務諸表が悪い株は購入しない

全て紐解け!とまではいきませんが、最低限「売上」「経常利益」「キャッシュフロー」くらいは読めるようにしておかなければなりません。出来ることならば、全て理解出来るように勉強しましょう。

財務諸表とは、企業の状態を知るための健康診断書のようなものです。企業が決算期になると、開示情報として発行します。この財務諸表を読み解くことにより、企業が病気(不調)なのか?健康(好調)なのか?をチェックすることができます。

財務諸表というのは、大きく分けて3つの決算書からなります。『貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書』がそれです。この3つの財務諸表を総称して、財務三表と言われています。

財務諸表の中に出てくる数字を、株価に掛けたり割ったりして、あるいは企業の財産の状態を見たり儲け具合を見たりして調べていきます。

▽世間の流行(将来性)を見抜く

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数十倍に伸びる株を見極める際には「世間の流行(将来性)」を見抜くということが必要不可欠です。ソフトバンクやカツ屋、パズドラで有名なガンホーなどは急激に株価が上昇しました。(ガンホーは現在急落しているが・・・)

会社の名前だけを見て株を分析するのは、非常に残念な行為になります。株式投資で儲けるために重要となるのは「企業の将来性と、株価の割安性を見抜く能力」です。

例 えば、夏はビール!冬は、コートやセーターなどの衣料関係。といったように、その季節に合った銘柄の株価が上がりやすいです。ポイントとしては、夏に夏に 上昇しそうな株式を購入しては、『遅すぎる!』ということです。夏には、冬上昇しそうな、銘柄を人よりも早く仕込んでおく。といった【買いのタイミング】 が重要です。

“非常に流行に左右される”のが株式。“流行=資金が集まっている証拠”ですので値動きも大きく、即座に流行に食いつける人は儲かりやすいです。

▽週刊誌やネットの情報を鵜呑みにしない

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全てあてにするな!ということではありませんが、雑誌を参考にして購入する際には、自分自身でもその会社の情報を調べ上げ、納得してから購入する癖を付けましょう。

雑誌の銘柄なんて、駄目に決まってます。1919エスバイエルが30円切ったら、買うのはどうですか?

株で大きな利益を出している人をうらやましく思うようになり、他人の投資成績が気になるようになりました。その結果、自分の投資スタイルが崩れ、損失が増えるようになる

株価の予想はなかなかあたりません。今年は東日本大震災があり、一時低迷した株価も、復興需要や復興対策で株価は緩やかに上昇する、といった予報を多くの専門家が言っていました。それがいまだに上昇するどころか、下落する場面も多々あります。

出典専門家をあてにしない 初心者の株式講座